10月と11月は、実は“もう一つの春”とも言えるほど、教室の入れ替わりが多い時期です。
多くの人が春の3月・4月に環境の変化を迎えるように、秋にも同じような波が訪れます。
特に今年度は小学校6年生や中学生の生徒さんが多かったこともあり、
進学準備や受験が本格化して、生活リズムが大きく変わるご家庭が増えてきました。
宿題や塾、受験対策などでスケジュールが詰まってしまうため、
どうしても練習時間やレッスンの確保が難しくなる時期です。
その結果、やむを得ず退会や休会を選ばれる生徒さんも少なくありません。
長く一緒にレッスンしてきた子たちだからこそ、
送り出す側としては寂しさもありますが、
それぞれが次のステージへ向かう準備をしているのだと思うと、
応援したい気持ちが勝ちます。
さらに、打楽器教室ならではの事情として、
遠方から通ってくださる大人の生徒さんも多くいらっしゃいます。
特に北海道では、冬の雪道は移動の大きな負担になります。
雪が降り始めると、「この冬は安全のために少しお休みします」と
“冬眠”のような休会に入られる方もいます。
これは毎年恒例の光景ですが、
「春になったらまた戻りますね」と言ってくださるその言葉が、
とても温かく感じられます。
一方で、別れが増えるこの時期は、実は新しい出会いが増える時期でもあります。
なんと今年の10月・11月だけで6件ものお問い合わせをいただきました。
これは例年と比べても多い数字で、教室にとっては大きな励みになります
。もちろん、お問い合わせいただいた全員がすぐに入会されるわけではありません。
それでも、数ある教室の中から「この教室が気になる」と
連絡をくださること自体が、とてもありがたいことです。
お問い合わせの理由もさまざまです。
・「子どもにリズム感を身につけてほしい」
・「大人になって新しい趣味を開拓したい」
・「昔からやってみたかった打楽器に挑戦したい」
そんな一つひとつの声に触れるたび、音楽を学びたいという気持ちの大切さを実感します。
秋は、別れと出会いが交錯する季節。
寂しさと喜びが同時に訪れる、感情が揺れる時期でもあります。
それでも、こうして新しいつながりが生まれ、また春に戻ってくる方がいて、
毎年のリズムが紡がれていくことに、改めて感謝の気持ちが湧いてきます。
まだまだお問い合わせ大歓迎ですよ。
